11月27日にポスティングを行った今永。申請から入札までの期限はわずか45日。彼にとって迫るのは東部時間の来年1月11日午後5時だ。
サンフランシスコジャイアンツは大谷翔平の獲得を目指して、献身的なスカウティングを行った。ドジャースと宿敵のナリーグ西地区の強豪で、過去にはワールドシリーズを5度制覇。2010年には移転後初のワールドシリーズ優勝を果たし、2012年と2014年にも優勝。MLBリーグ優勝通算23回の代表的なチームだ。
しかし、近年はタレント不足でドジャースに負け越しており、大谷翔平獲得を必須と考えていた。今永の入団により考えられる展開は以下の3つだ。
ローテーション入りの可能性
ジャイアンツはタレント不足を補うべく、大規模な資金を用意して選手獲得に動いている。今季FAとなっているブレイグスネル獲得も進行中だが、現在の投手陣はローガンウェブ1人が二桁勝利を挙げており、他の投手は7勝以下。今永の加入でローテーションがほぼ確定し、多くの登板機会が期待される。
宿敵ドジャースとの対決
ジャイアンツとドジャースは同じナショナルリーグ西地区で優勝争いを繰り広げてきた。大谷や山本といった日本人選手が所属するドジャースとのライバル対決は注目され、今永の活躍が期待される。
日本人にとってもロサンゼルスまではアメリカの中でも最も行きやすい都市のひとつ。私もこれまで何回もアメリカに行っているが、必ずと言っていいほどトランジットで訪れる都市です。日本人も非常に多いエリアであるロサンゼルスやサンフランシスコは是非ご家族でも訪れてほしいですね。
日本人コーチ ”植松泰良” の存在
ブルペンコーチとして長くジャイアンツを支える植松コーチの存在は重要だ。
2度のワールドチャンピオンリングの保持者であり、今永にとっては初めてのメジャー挑戦において大きな助けとなるだろう。実は私も以前植松氏とお会いした経験があるが、非常に人間性が高く、英語に堪能な人物であった。ぜひ今永昇太にはジャイアンツ入団してほしいと願う。
東部時間の来年1月11日午後5時が今永にとっての勝負の時。ジャイアンツとの可能性を模索する中、大谷翔平獲得に向けた期待が高まっている。
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